能の必需品

vol.6 鬘類Ⅰ/バス・本鬘・姥鬘・山姥鬘・老女鬘

髪の毛の存在感はものすごい。例えば、何もない机に一本の髪の毛が落ちていたらどうだろう。たかが一本、されど一本。得も言われぬ影を私たちに感じさせる。能「鉄輪」の作り物にも、一房の髪がかけられている。これは隣の烏帽子とあわせ […]

vol.5 紐類Ⅲ/唐織紐と太刀紐

  第一回目の〈面紐〉、前回の〈烏帽子紐〉〈天冠紐〉〈割紐〉に続く第3段は〈唐織紐〉と〈太刀紐〉を取り上げる。今回お持ちいただいたのは全部で8本。前回の紫一色とは違い、2色以上の色で編まれているものもあってとて […]

vol.4 紐類Ⅱ/烏帽子紐、割紐、天冠紐

    前回の〈面紐〉に続く能の必需品「紐類」第2段は、冠り物(かぶりもの/烏帽子や天冠など頭につける道具)を固定する紐を紹介する。 上の写真左が〈烏帽子紐(えぼしひも)〉、右は〈天冠紐(てんがんひも […]

vol.3 紐類Ⅰ/面紐

能面をかける、もしくは能装束をつける際、なくてはならないものがある。様々な場面で使われる「紐類」だ。面や装束を効率よく固定するという機能的部分はもちろん、見た目を美しく見せるための工夫やデザイン、さらには使用する際には各 […]

vol.2 面かばん

「能」に欠かせない能面。白式尉(翁)、小面、般若、獅子口……男・女はもちろん、鬼や精霊、霊獣などその種類は多岐にわたる。能を演じる時、シテは基本的に能面をつける(現在能などでは素顔=直面で演じられるものもある)。その曲毎 […]

vol.1 針だとう

能を代表する能装束。観客はその見た目の美しさはもちろん、シルエットの大きさにも目が行くのではないだろうか。何枚も重ねて着込む能の装束は、基本的には数名の能楽師が協力して着付ける。その際、舞台上での動きに耐え、また形を美し […]