株式会社能楽書林は2027年(令和9年)10月に創業120周年を迎えるのを記念し、2025年4月より弊紙「能楽タイムズ」がプロデュースする能楽イベント『書林アカデミー』を定期開催しております。
このたび第三回となる公演『装束干しに潜入!』を、2025年8月14日(木)に矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)で開催することをお知らせいたします。


日本の最古の舞台芸術である能は、約600年の歴史を持ち、演目に合わせて着用する装束が演舞舞台の美しさを担っております。
書林アカデミーの第三回目では、矢来能楽堂の舞台でこれまで使われてきた能装束や能面が、能楽の家で行われる『装束干し』という方法で、どのように保管され受け継がれてきたか、観世九皐会の御協力のもと、観世喜正さん自らご案内いただきます。

観世喜正
シテ方観世流。昭和45年東京生まれ。三世観世喜之の長男。父に師事。昭和48年、仕舞「老松」で初舞台、50年「合浦」で初能。「石橋」「翁」「道成寺」「安宅」「卒都婆小町」などを披演。平成7年に若手能楽師5名による演能集団『神遊』を結成。また、初心者向けに『のうのう/Know Noh能』を主宰するなど、能の普及にも尽力。(公社)観世九皐会理事、(公社)能楽協会理事。日本能楽会会員。共著に『演能別にみる能装束』I・II(淡交社)など。重要無形文化財(総合指定)保持者。
通常は非公開で行われるため、またセキュリティ上、今回は入場人数に制限(1日3回×各回15人まで)を設けております。参加希望の方は、以下の時間帯からご希望の時間帯を選び、メール・電話・FAXでご予約ください。
開催情報
日程:2025年8月14日(木)
第1回目 10:30開場 11:00開始(11:30終了)
第2回目 11:30開場 12:00開始(12:30終了)
第3回目 12:30開場 13:00開始(13:30終了)
場所:矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)
参加費:3,500円(要予約・各回定員・先着順) 学生1000引き(受付時に学生証提示で1000円キャッシュバック)
※メール・電話・FAXのお申込完了後に参加費お振込みのご案内をいたします。
※今回は紙チケット・オンラインチケットの販売は今のところ予定しておりません。
申込・お問い合わせ先
●能楽書林 書林アカデミー係
電話:03-3264-0846(月・火・水・金:10:00〜17:00) / FAX:03-3264-0847
メール:academy@nohgakushorin.co.jp
※メール・FAX申込時は「能楽書林 書林アカデミー係」宛に「書林アカデミー第三回参加希望」の件名でご連絡ください。
※ご予約完了後、参加費のお振込先をご案内いたします。