
インタビュー
中西 薫
(篠山能実行委員長篠山能楽資料館館長)
戦後から半世紀続く『篠山春日能』 能舞台に動かされる、人々の想いと継承
▼国重要文化財の春日神社能舞台(兵庫県丹波篠山市)で每春催されてきた『篠山春日能』が、本年4月12日の公演をもって50回を迎えた。半世紀を経て実感するのは“舞台の力”だと実行委員長の中西薫氏は振り返る。能楽殿と共に生きる篠山の人々の営みとは。
[見出し]
・十人に一人が稽古する町
・演能あっての能舞台
・記憶に残る公演
・研究者と雑誌の存在
・節目に込めた思い
・舞台に負けない演能
【そのほかの読み物】
〈批評と感想〉
三人がみる 二月の能と狂言
さまざまな企画 さまざまな成果
小田 幸子
▼2025年2月2日『TTR能プロジェクト』から「山姥・雪月花之舞・卵胎湿化」味方玄★、8日『夜能』から「鞍馬天狗・現代語訳の朗読」いとうせいこう、「鞍馬天狗」藤井秋雅、16日『第六十五回 式能』から「翁」友枝昭世、野村萬斎、23日『第十一回 立合狂言会』から「附子」山本則重・則秀★を紹介。(★印は紙面に写真掲載)
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『観世九皐会定例会』第二部「當麻」
中野 顕正
▼2025年2月9日『観世九皐会定例会』よりシテ観世喜正★、ワキ舘田善博、ツレ中森健之介、アイ髙澤祐介を紹介。(★印は紙面に写真掲載)
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「式能」所感
伊海 孝充
▼2025年2月16日『第六十五回 式能』から「翁」友枝昭世、野村萬斎、「西王母」香川靖嗣★、「福の神」野村万作、「俊成忠度」上田公威、「文山立」大藏基誠、「胡蝶」櫻間右陣、「成上り」三宅右近、「通小町・杖之型」今井泰行、「呼声」山本東次郎、「鵺・白頭」豊嶋晃嗣★を紹介。(★印は紙面に写真掲載)
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可能性と限界~狂言と琉球舞踊の様式によるシェイクスピアく真夏の夜の夢>~
村上 湛
▼2025年2月22日に石川県立音楽堂コンサートホールで上演された『MANSAI CREATION BOX Vol.3 ~萬斎のおもちゃ箱~』より野村萬斎、石田幸雄、嘉数道彦、佐辺良和、公演全体について。
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【連載】玄談放談(げんだんほうだん):天の与ふる事なるべし〜古い道具と出会うこと〜
味方 玄
▼今号よりスタートしたシテ方観世流・味方玄氏による連載コラム「玄談放談(げんだんほうだん)」。第1回は、古い装束や道具との不思議な出合いの数々について書き綴ります。
そのほかの記事
■JPFアワードムービー部門グランプリに 山井綱雄氏 NHK放送文化賞に野村万作氏■【訃報】大藏 吉次郎氏■【訃報】殿田 謙吉氏……ほか。
◆2025年4月に行われる全国の能楽公演カレンダー「今月の能」収録◆
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