第一線で活躍する3人のシテ方観世流能楽師、谷本健吾氏、坂口貴信氏、川口晃平氏によるユニット「三人の会」のメンバーが交代でさまざまなジャンルのゲストを迎え、能をはじめとする日本の文化の魅力に多面的に迫っていくトークセッション企画「能の歩き方」。
2025年7月31日(木)に歌舞伎座三階の花篭ホール(東京・東銀座)で、4回目となる「能の歩き方」が開催されます。今回は坂口貴信氏がホスト、お相手は元和樂Web編集長で『日本文化ROCK&POPS』(2022年/笠間書院)でもおなじみのセバスチャン高木氏。<オトナの日本文化教室!>と題して、流能楽師 ✕ ロックな編集者のお二人が、能とそれをとりまく文化のアレコレをそれぞれの経験と視点を通して、軽快なおしゃべりで紹介していきます。


▼出演者プロフィール
坂口貴信(さかぐち たかのぶ)
昭和51年生まれ。福岡県福岡市出身。坂口信夫の長男。昭和53年「鞍馬天狗・花見」にて初舞台。東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業。平成14年、二十六世観世宗家 観世清和に内弟子入門。平成22年独立。坂口松諷会を主宰。三人の会、MUGEN能同人。東京藝術大学非常動講師。国立劇場養成所講師。重要無形文化財総合指定保持者。第31回福岡県文化賞受賞。
セバスチャン高木(せばすちゃん たかぎ)
小学館文化事業局 プロデューサー大学卒業後、大学院を目指すも受験に失敗。自暴自棄になって 2年ほどバックパッカー生活を送る。テレビの制作会社を経て小学館に入社。ファッション誌ではカリスマモデルの愛犬を担当。雑誌「和樂」に配属され16年、その後「和樂 web」の編集長に。現在は藝大アートプラザの運営や彬子女王殿下の書籍を担当。
【詳細】
◆日時:2025年7月31日(木)開始13:30 / 開場13:00 終了予定15:00
◆参加費:3,000円
◆会場:歌舞伎座3階 花篭ホール
◆主催:伝統文化交流協会
◆後援:古典の日推進委員会 / ジャポニズム・歴史街道