昨年3月に国立能楽堂が復曲した能「名取ノ老女」が、今秋、物語ゆかりの宮城県名取市で初上演される。この曲は、熊野信仰を背景に名取の地でひたすら祈りを捧げる老女の姿を描く。今復曲では、小田幸子、小林健二の両氏が監修・台本作成 […]
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能楽協会が英作文コンクールを実施
能楽協会では、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて行われている『能楽フェスティバル2017─2020』の第三回シンポジウム特別企画として、「能楽の国際化」をテーマに能楽英作文コンクールを実施する。審査員は […]
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日本能楽会主催 特別鑑賞会 9月19日観世能楽堂で
9月19日(火)14時から、観世能楽堂で(一社)日本能楽会主催『国家指定芸能「能楽」特別鑑賞会・日本能楽会 東京公演』が行われる。東京二〇二〇文化オリンピアード応援プログラムにも認証される同公演では、五流合同能を上演する […]
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松屋銀座で『ガラスの仮面展』開催 能「紅天女」関連展示も
東京都の松屋銀座(中央区)で、美内すずえ作の漫画『ガラスの仮面』の展覧会が行われている。 同作品内に〝幻の名作〟として登場する「紅天女」は、平成18年に国立能能楽堂が新作能として制作し、以降再演を重ねている。今展示ではこ […]
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国立能楽堂で 能楽養成会『東西合同研究発表会』
8月29日(火)11時から、国立能楽堂で能楽養成会『東西合同研究発表会』が行われる。東西の若手能楽師が一同に介し、日頃の錬磨の成果を発表する。 能「半蔀」シテ樹下千慧、ワキ野口琢弘、囃子・貞光智宣、岡本はる奈、山本寿弥、 […]
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能楽協会主催の『ユネスコ記念能』
能楽協会主催の『ユネスコ記念能』が10月6日(金)18時45分から国立能楽堂で行われる。第14回目となる今回は、シテ方五流の女性能楽師による立合公演。 番組は、解説・観世喜正、仕舞(金春流)「枕ノ段」柏崎真由子、(金 […]
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【訃報】シテ方観世流 林喜右衛門氏
シテ方観世流で重要無形文化財保持者(総合認定)の林喜右衛門(本名・喜一郎)氏が8月15日、胆管がんのため逝去された。享年76歳。通夜は8月18日、葬儀は19日、京都市南区の公益社・南ブライトホールにてしめやかに行われた […]
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vol.7 鬘類Ⅱ/尉髪と道具
『能の必需品』、前回の鬘類1(バス、本鬘、姥鬘、山姥鬘、老女鬘)に続く第2段は、〈尉髪(じょうがみ)〉と鬘類をつけるのに使う道具を紹介する。 1)尉髪(じょうがみ) 〈尉髪〉とは、能のおじいさんの役に用いられる仮髪のこと […]
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【ぐぐっと能・狂言】006:能舞台の謎1 橋がかり
能舞台の左には、廊下のようなものがあります。これを「橋がかり」と呼びます。単なる通路ではなく舞台の延長という感じ。主人公や演者はここを通って登場します。どんな風にこの空間が使われるかにも注目してみてくださいね。 Towa […]