日本芸術文化振興会と津田塾大学は7月10日、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機とした相互発展、伝統文化・芸能の保存振興、教育・学術発展、まちづくりなどの連携を目的とするパートナーシップ協定を締結し、締結式が同日、国立能楽堂研修能舞台にて行われた。
国立能楽堂にほど近い千駄ヶ谷キャンパスを持つ津田塾大学では、これまでも同学の学生ボランティアが国立能楽堂の催しなどで英語通訳を担当するなど活動を行ってきた。締結式で日本芸術文化振興会の河村潤子理事長は「教育、学術の発展を担う津田塾大学と、伝統文化、芸能の保存、振興を担う当振興会との連携の輪が、千駄ヶ谷から小平キャンパスや国立劇場各館まで広がっていくことを期待している」と述べていた。