昨年3月に国立能楽堂が復曲した能「名取ノ老女」が、今秋、物語ゆかりの宮城県名取市で初上演される。この曲は、熊野信仰を背景に名取の地でひたすら祈りを捧げる老女の姿を描く。今復曲では、小田幸子、小林健二の両氏が監修・台本作成にあたった。
公演は10月1日(日)14時から名取市文化会館大ホール。おはなし・大槻文藏、小田幸子、狂言「名取川」野村万作、野村萬斎、破石晋照、復曲能「名取ノ老女」シテ梅若玄祥、ツレ宝生和英、子方・松山絢美、ワキ殿田謙吉、囃子・竹市学、鵜澤洋太郎、國川純、小寺真佐人、地頭・観世喜正ほか。
入場料はS席=4000円(大学生以下1500円)、A席=3000円(大学生以下1000円)。チケット取り扱い=チケットぴあ☎0570─02─9999、[Pコード459─200]http://t.pia.jp/ 、ローソンチケットhttp://l-tike.com/[Lコード22351]、イープラスhttp://eplus.jp/ほか。
申込み・問合せ=名取市文化会館☎022─384─8900、FAX022─384─6684、http://bunka.natori.or.jp/へ。