室町時代に能を大成した世阿弥の幼少期を描くテレビアニメ『ワールド イズ ダンシング』が2026年7月よりTOKYO MX・BS朝日など全国9局で放送開始した。これに合わせ、本作の世界をモチーフにした特別イベント『Noh & Animation Experience TOKYO 2026』が7月26日(日)から30日(木)まで東京・銀座の観世能楽堂で開催される。

『ワールド イズ ダンシング』は、2021年~2022年に講談社の漫画誌『モーニング』に連載された同タイトルの漫画作品(作:三原和人、全6巻)を4年越しにアニメ化したもの。猿楽を舞う観世座の座頭・観阿弥の子として生まれた少年・鬼夜叉が、動乱の時代の中でよい舞、新しい舞を追い求め続ける物語だ。アニメでは監督を黒柳トシマサ氏が務めるほか、型付監修をシテ方観世流の津村禮次郎氏、能楽監修をシテ方観世流の川口晃平氏が手掛けるなど、能楽師も作品づくりに大きく携わっている。
7月末に観世能楽堂で行なわれるイベントでは、二十六世観世宗家・観世清和氏の嫡男である観世流の観世三郎太氏をスペシャルアンバサダーに迎え、舞台やロビーで様々な企画を展開する。

舞台では、2021年3月に皇居前広場で観世宗家が披露した「翁」の特別編集版映像と、観世能楽堂の楽屋ツアー映像(2本で35分)、2020年に上演されたスペクタクル能『神・鬼・麗 三大能』の映像(45分)、アニメ『ワールド イズ ダンシング』第1~2話の特別編集版(45分)を上映。さらにアニメの声優陣と能楽師によるトークイベントと、能面の解説や能の型、所作を体験稽古できるワークショップも実施される。
ロビーでは本物の能面を試着できる体験ブースのほか、アニメの巨大パネル、原画などが展示される。開館時間は12時から18時まで、舞台での上映は13時、トークは16時開始予定。入場料はプレミアムシート2000円(1日80席限定)、自由席1000円(15歳以下は自由席のみ無料)で、観世能楽堂およびチケットぴあ(Pコード:661-584)でチケット販売中だ。



