東京都小金井市の能楽公演『小金井薪能』の第48回が、2026年9月23日(水・祝)に小金井宮地楽器ホール大ホールで開催される。


小金井薪能は、小金井市市在住のシテ方観世流能楽師・津村禮次郎氏と作家の林望氏の「小金井公園の美しい緑の中で薪能をやりたい」という発案から、1979年(昭和54年)に第1回の公演が行なわれ、以来市民の手で小金井公園で毎年開催されてきた。2020年はコロナ禍により開催中止となったが、以降は小金井宮地楽器ホールに会場を切り替える形で開催が続いている。
番組は毎年、一つのテーマを設けた能・狂言・異ジャンル創作作品の三本構成となっているのが見どころ。48回目となる今回は、能「菊慈童 遊舞之楽」(シテ・津村禮次郎、ワキ・野口能弘ほか)、狂言「宗論」(シテ・山本泰太郎、アド・山本則孝ほか)、創作舞劇「良寛 」(小㞍健太、梅川壱ノ介、津村禮次郎ほか)となり、仏教的な思索に満ちた番組となっている。
「小金井市在住は多摩地区で一番古い薪能になります。 コロナ禍以降小金井公園での開催がなかなか叶わなくなるも、続けることが第一!と、ホールでの開催に踏み切りました。 ホールならではの利点を活かした演出をお楽しみいただけるよう頑張っています。創作舞劇『良寛』は、能、バレエ、日本舞踊のアレンジバージョンになり、尺八、琵琶、箏、能菅、篠笛など、邦楽器による美しい演奏も見ものです。 国内外が災害、戦争と極めて荒れた様相の中、秋の一日、ゆっくりとお楽しみ頂ければ幸いです」(小金井薪能事務局 担当者より)
チケットは全席指定でS席が7000円、A席が5000円 (就学前児童の入場は不可)。小金井宮地楽器ホール 2階チケットカウンター (042-380-8099)ほかチケットぴあ(Pコード:542-908)で販売中だ。



